思えばそんな昔の長い夜は、人は万能ではなく、実はとても頼りない存在であることを我々に教えてくれていた様な気がします。
この世には、人知を超えた存在があるのだと。
夜だけじゃなく、
悪さをすれば「誰が見てなくてもお天道様が見てる!」と言われ、
「そんな事をするとバチがあたる」と怒られました。
(「バチって何?」と思いながらも、とにかく駄目な事だという事だけはわかりました😁
(「ナマハゲ👹が来て連れて行かれる」とかも言われたな....(秋田県民なので😁)
自然や目に見えぬものに畏れを抱き、人々はずっと今より謙虚だったのでした。
小さなお社の周りの御神木が切り倒され、丸裸にされて、その跡地が住宅になるなんて事は、昔はまず無かった気がします...(最近そんな光景を目にしまして...😢)
コロナ騒動や、その後に訪れた長い夜の狭間で、そんな昔話を思い出しています...。
一説には、コロナ蔓延も、野生世界と人間が近づきすぎた結果だと言う人もいます。
流行り病も昔からあったけど、それにしてもSARSにしてもMARSにしても近年頻発しすぎです。
何もかも地球温暖化のせいにするつもりはないけれど、環境の悪化は事実です。
皮肉にも、このコロナウイルスによる経済活動の停滞により2020年の世界の温室効果ガスは年間で8%以上(昨年比)
減るそうです。
そして。
パリ協定で目指す今世紀末までに気温上昇を最低2℃未満に抑える為に必要な削減量は、年間7.5%以上。
つまり。
コロナウイルスが憎むべきものである事を前提に、あえて言わせてもらえば。
今の生活を続けていけば破滅を回避できる、って事になっちゃいますね😁。
もちろん、みんなの生活はどうするんだとか、身近な事から世界経済の事まで、数え上げればキリがない程問題は山積み。
それがまさに現在進行形の「今」です。
それは確かだし、人類がその現在進行形の問題に対して必死に抵抗し、命を救う為に世界中の人々が頑張っているのも、それは紛れもない事実なのですが...。
...だけど。
だけれども。
もっと先に。
...人類が必死に抵抗しても、どうしようもない事態が待っているとするならば...。
自然界やナマハゲ(😁)が、
人類に与えた、
強烈な、
アンチテーゼとは言えませんか。
人間が死ぬのはダメで、他はいいですか?